こんにちは、hinataです。
今回はゲイ向けマッチングアプリ『AMBIRD(アンバード)』のプロフィールにある「自己紹介文」に書くべきことを解説していきます。
私は、男女向けとゲイ向けのマッチングアプリを経験してきました。
そこで気づいたのが、「自己紹介文」の作りこみ度合いの違いです。
女性の多くは、しっかりと自己紹介文を書いているのに対し、
男性は1行とか2行で終わってしまうような自己紹介文が非常に多いことが分かりました。
せっかくいい人でも、自己紹介文の内容が薄いことが原因で、マッチングやデートにつながらないケースもあります。
内容のない自己紹介文になってしまう原因の一つとして、
「何を書いたらいいのかわからない!」という人が多いから
というのがあると思います。
そこで、今回はゲイ向けマッチングアプリの自己紹介で書いておくべき内容を解説していきます。
これを参考に、「会ってみたい!」と思ってもらえるような自己紹介文を作ってみてください!
自己紹介文を丁寧に書いた方がいい理由
なぜ「自己紹介文」を丁寧に書くべきなのかを押さえておきましょう。
「めんどくさい……」と思っておられる方もいると思います。
しかし、面倒でも自己紹介文を作りこむことが、マッチングやリアルの可能性を高めます。
自己紹介文を書くべき理由は主に2つあります。
・人柄が分かった方が安心できるから。
・メッセージやリアルでつなげていくため。
人柄が分かった方が安心できるから
人は「わからないもの」に対して不安を抱く生き物です。
なので、どんな人かわからないまま、メッセージしたり会う約束をしたりすることは避ける傾向にあります。
写真でわかるのは外見くらいです。
自己紹介文は内面や趣味など、目に見えにくいものを伝える役割があります。
どんな人で、好きなことは何なのか、どんな仕事をしているのか。
それが分かると、メッセージを送りやすくなります。
逆に、何も情報がないと、何から話せばいいか分からなくなります。
詳しく書く必要はないので、自分の人柄が分かるような自己紹介文を作成しましょう。
メッセージやリアルにつなげていくため
メッセージしたい、リアルしてみたい、と思う方はどんな人ですか?
・趣味が同じ
・穏やかそう・優しそう
・しっかりしてそう
外見も大事ですが、趣味や人間性も見てメッセージを送るか、リアルするかどうかの判断をされます。
共通の趣味があること、優しそうであること、はとても大事です。
なぜなら、マッチングアプリをやっている人は「気になっている人から拒絶されること」を恐れるからです。
マッチングアプリ内で伝えられることは限られています。
なので、可能な限り人となりや趣味は相手に伝わるようにしておく必要があります。
相手が不安を解消し、行動を起こしたい!と思ってもらえるようにするのに、自己紹介文は非常に大切です。
なので、面倒がらずにしっかりと自己紹介文を作っていきましょう。
相手の視点から、自分の自己紹介文がどう思われるか、を考える必要がありますね。
では、いい自己紹介文・悪い自己紹介文はどんなものなのか、以下で紹介していきます。
自己紹介文作成の参考にしてください。
自己紹介文のあるあるNG例
自己紹介文には避けておいた方がいい内容もあります。
下記のNG例を参考に、これら避けながら作成してみてください。
1.自己紹介文が短すぎる。
まずは「自己紹介文が短すぎる」です。
これはよく見かけます。
男性は自己紹介文を書くのが面倒なのか、自分のことを書くのが気恥ずかしいのか、自己紹介文を書いていない人が非常に多いです。
自己紹介文が短すぎる人、本当に多いです。
体感的には5割を超えます。
・自己紹介文に何も書いていない。
・「よろしくお願いします」や「恋人が欲しくて登録してみました」のみ。
・自己紹介文が3文以内。
これ、本当にもったいないです。
自己紹介文を書いていなかったり、1~3文だけで済ませていたりすると、プロフィールを見た相手はあなたのことを何も理解できません。
どんな人かわからなければ、いいねしづらいですし、マッチングしてからどんなやり取りをすればいいのか悩んでしまいます。
詳しく書く必要はないので、自分の人となりや趣味・休日の過ごし方くらいは簡潔に書いておくようにしましょう。
2.過剰な謙遜をする。
これは、日本人特有かもしれません。
自己紹介文に過剰な謙遜だったり、自分を卑下するようなことを書いたりする人を見かけます。
・見た目の卑下(「デブですが」「チビですが」「ブスですが」など)
・性格や能力の謙遜(「慣れるまでうまく話せません」「大したことないですが」など)
謙遜や卑下というような、ネガティブな表現は避けましょう。
「暗い人なのかな?」と思われるかもしれませんし、あなたの価値を不必要に下げてしまうことになります。
自分の感覚と相手の感覚は違うので、あなたのコンプレックスを魅力に感じる方もいらっしゃいます。
謙遜や卑下は避け、そういうことは書かないか、ポジティブな表現に切り替えるようにしてみましょう。
好きなタイプは人によって全然違う!
あなたがコンプレックスに感じていることに魅力を感じる人もいますよ。
3.好きなタイプを書く。
好きなタイプを書く、というのもありがちなNGパターンです。
自分の好みの人からいいねしてもらいたい!という気持ちはよくわかります。
しかし、「自分はそこまで優しくないし、どうしよう」「好き嫌いが激しそうだな」等、いいねを押すのをためらわせてしまうことに繋がるおそれがあります。
また、「苦手なタイプ」を書くのも避けた方がいいでしょう。
・「自分より背が高い人が好みです」
・「優しくて誠実な人が好きです」
・「オネエ言葉を使う人は苦手です」
好きなタイプがあるのは悪いことではありません。
しかし、好きなタイプは「変わっていく」可能性もあります。
自分の恋愛の可能性を狭めないようにしましょう。
好きなタイプを書いてしまうと、謙虚な人はそれに該当していても「自分がいいねしてもいいのかな」と迷ってしまう可能性があります。
実際に会ったときに、自分の好みだなぁだと思ったら、その時に伝えるようにしましょう。
実際にお会いしてから気づくこともたくさんあります。
好きなタイプは変わるかもしれないな~、というスタンスで行くと、もっと出会いの可能性が広がります。
4.性的な事柄について書く。
性的な事柄について書くのも控えておくのがベターです。
人によって「性生活が一致するか」という点を重視される方もいらっしゃると思います。
しかし、「長く続く関係」に重点を置いたとき、性的な事柄ばかりを気にしているとうまくいかないこともあります。
また、性的な事柄を書くことで、人によっては「体目的なのかな?」と思い、不安要素になることもあります。
・「ウケなので、タチの人希望です」
・性病検査の結果報告
・エロい人が好きです。
・性欲強めです。
性的な内容は、人によってはセンシティブで触れてほしくない場合も多々あります。
そういったことは、マッチングしてから、あるいは何回かあって仲良くなってから自然な会話の中で確認するのが良いでしょう。
男性であっても性の話題が苦手な方もいます。
また、体の関係だけになってしまう例もありますので、性的なアピールは控えておくのが吉。
自己紹介文作成にあたって押さえておきたいポイント
自己紹介文の作成にあたって、押さえておきたいポイントを4つお伝えします。
非常に基本的なことですが、意外にできていない方が多いです。
以下のポイントを押さえておくだけで、相手に好印象を与えられるプロフィールになりますよ!
1.文章は「短すぎず、長すぎず」を目指す。
自己紹介文の「文章の長さ」は大切です。
色々なマッチングアプリをやってきましたが、男性は短い文章を好む傾向がありますね。
でも短すぎて自分のことが伝わらないのもダメです。
できるだけ短い文章で自分を説明できるか、が大切です。
短ければ、自分のことを伝えられず「よくわからない人」と思われて、相手に不安感を与えます。
長ければ、単純に読むのが大変ですし、熱量の高さに引いてしまう人もいます。
・自分の性格や人柄が分かるようなこと
・自分の趣味や好きなこと
・休日の過ごし方
・仕事/学校のこと
・恋人と一緒にやってみたいこと
これらの事項を長ったらしく書かず、端的に(短く・わかりやすく)書くことが大切です。
これらについて10~20行程度でまとめるのが良いでしょう。
2.ネガティブな表現・内容は避ける。
NG例でも書きましたが、ネガティブなことや過剰な謙遜は控えておきましょう。
自分に自信のない人や、ネガティブな発言をよくする人には人が寄ってきにくいからです。
病気や障害のこと、コンプレックスに思っていることも知ってもらいたい、という人は、マッチングして仲がある程度深まったタイミングで伝えることをおすすめします。
(どうしても先にカミングアウトしておきたい人もいると思います。その場合は書いても大丈夫です。後で傷つくこともあるので……)
また、自分ではコンプレックスだと思っていても、見方を変えると強みになることもあります。
どんなことでもポジティブに表現することができます!
これができると、前向きな人、褒め上手な人になれますよ!
・人見知りです→親しくなるとよく話します。話を聞くのが好きです。聞き上手だといわれます。
・趣味がありません→どんなことにも興味があります。相手の好きなことを一緒に楽しめます。
・潔癖症です→掃除が得意です!
ぜひ、見方を変えてポジティブな表現をする練習をしてみてください。
ポジティブな表現は、自信にもつながりますし、相手に安心感を与えます。
しかも、ポジティブに変換する力が身につくと、褒め上手にもなり、コミュニケーション能力がアップしますよ!
3.常識的な言葉・表現で書く。
自己紹介文を常識的な言葉・表現で書くことも大事です。
時々、誤った日本語、ため口表現、ネットスラング、ゲイ用語を多用している方を見かけます。
ネットスラングやゲイ用語については、わかる人にしかわかりません。
実際、筆者である私もゲイ用語が分からず、困ったことが多いです。
また誤った日本語やため口は「ちょっと常識がない人かも」と思われる恐れがあります。
ガッチガチの敬語で書く必要はありません。
丁寧語(文末を「です」「ます」にする)で書く、誰にでもわかる表現で書く、ということを心がけましょう。
ため口やスラングは、相手のことを理解してから使えると思ったときに使うようにしましょう。
ゲイ文化に精通しているかどうか、は人によって異なります。
誰にでも伝わる文章で書いておきたいところ。
4.自己紹介文の内容はコミュニティと重複してもよい。
自己紹介文の内容はマッチングアプリの機能であるコミュニティと重複しても構いません。
例えば、AMBIRD(アンバード)というゲイアプリは、趣味や価値観でつながれるように、様々なコミュニティが存在します。
なので、自分の趣味や価値観にあったコミュニティに入っていれば、ある程度あなたのことを理解してもらえることはできます。
しかし、マッチングアプリを使っているすべての人が一人一人のコミュニティをチェックしてくれるとも限りません。
相手が「調べる手間を増やさない」という意味でも、改めて自己紹介文にも価値観や趣味に触れることをおすすめします。
相手の手間を増やさない、という気配りができるかどうかも大事です。
同じ趣味でも、微妙にジャンルが違って話が合わない、ということもあるので、自己紹介文で補足説明するのもいいですね。
自己紹介文に書いておきたいこと
上では、「自己紹介文のNG例」と「押さえておきたいポイント」を紹介してきました。
これらを踏まえた上で、実際にどんな内容を書いたらいいかということを解説していきます。
これから紹介する4つのことをしっかり書いていれば、相手に自分のことを伝えられる自己紹介文になりますよ。
マッチング後のメッセージもやりやすくなるはずです!
1.人柄・価値観
自己紹介文では、趣味や人柄が伝わるような内容にしましょう。
これらが分かると、共通点を見つけやすく、メッセージしやすくなります。
また、人柄もある程度分かると、お相手は安心してメッセージしたり会う(リアル)約束ができます。
でも、自分の人柄・性格を伝えるの恥ずかしいですよね。
「僕は誠実な人間です!」と自分で書くのはためらわれます笑
そういう時は、「周りから○○と言われる」というように、周りからの評価を書くことがおすすめです。
簡単な例を挙げておきますね。
・職場の人からは「真面目だね」と言われることが多いです。
・友達から「よく笑う人」だといわれます。
・長男で、下のきょうだいから頼りにされます。
このように書くと、「自分で自分のことを褒めている」という感じが薄れますね。
自分で自分のいいところを言うより、人から褒めらているような感じで書いた方が「説得力」も増します。
また、性格のほかに自分が大事にしている価値観を1つくらい書いておくとよいです。
もし付き合うことになって、一緒に生活することになったら、両者の大事にしている価値観がズレていると喧嘩になりやすいです。
離婚の原因でも、「性格・価値観の不一致」が一番多いと言われています。
これだけは譲れない、ということを1つだけ書いておきましょう。
あまりにたくさん書きすぎると、「この人といると窮屈そうだなぁ」という印象を持たれる恐れがあります。
1つだけに絞って書くようにしましょう。
参考例をいくつか挙げておきますね。
・相手の好きなことは否定せず、尊重します。
・辛いときは支えあえる、思いやりの姿勢を大切にしています。
・ちゃんと挨拶できる人に惹かれます。
人柄や価値観は恋人探しをする上で、一番重視されるポイントになります。
背伸びをして嘘をついても後で必ずバレます。
いろんな人に自分がどう見えるかを聞いたり、自分で自分の性格を見つめなおしたりして、正直に書いてくださいね。
2.趣味・休日の過ごし方
趣味や休日の過ごし方は必ず書いておきたい項目です!
なぜなら、一番話のネタになりやすいですし、共通の趣味があれば一緒に楽しめるからです。
また、休日の過ごし方が分かることで、付き合ってからのイメージがしやすくなります。
趣味は多くても構いません。たくさん書いておくと、つながるきっかけが増えます。
本当に好きなことを箇条書きで簡潔に書いていきましょう。
【趣味】
・読書(好きな本のジャンル)
・音楽(アーティスト名や音楽ジャンル)
・ハイキング(今までで一番心に残った場所)
【休日の過ごし方】
・筋トレ(トレーニング頻度)
・動画視聴(YouTubeやNetflixなど。好きなチャンネル・番組)
・喫茶店巡り(よく行く喫茶店/行ってみたい喫茶店)
このように、箇条書きで書いていくと見やすくなります。
また、カッコ内で補足説明を入れておくとよいでしょう。
なぜなら、同じ音楽好きでも、好きなジャンルが全然違って話が合わない、という可能性も起こりうるからです。
相手の好きなことにも興味がある、一緒に楽しみたい、という方は、その旨も書いておくと安心してもらえると思います。
趣味は得意なことでなくても構いません。
最近ハマり始めたこと、ちょっと興味があることでも大丈夫です。
「最近○○にハマったところで、まだ詳しくないので教えてもらえると嬉しいです」
とか書いておくと、喜んで教えてくれる人に出会えるかもしれません。
趣味は箇条書きで簡潔に書きましょう。
詳しく書く必要はありません。
「自分のことをすべて分かってもらいたい!」という気持ちで詳しく書きすぎると、質問の余地が無くなってしまい、メッセージや初回デートで話すことが無くなってしまう恐れがあります。
相手に「このことについてもっと聞いてみたいな」と思ってもらえるような文章になっているか、見直してみましょう!
メッセージや会ったときの会話に困らないように意識して書くのが大事ですね。
3.仕事/学校に関すること
社会人であれば仕事、学生であれば学校に関することも書いておくとよいです。
あまり詳しく書くと不特定多数の人に身バレしてしまう恐れもあるので、詳しく書く必要はありません。
仕事であれば、
・業種(製造業、IT関係、公務員など)
・休日(土日休み、不定期、シフト制など)
・仕事に対する姿勢
などを簡単に書いておくのがいいでしょう。
学生であれば、
・学部、学科、専攻
・関心のある分野
・デートできそうな曜日・時間帯
などを書きましょう。
しかし、仕事や学校のことは伏せておきたい、ということであれば無理に書く必要はありません。
隠さなくてもいい人は書いておくと、ちょっとした話のネタになる可能性があるので、相手があなたのことをイメージしやすくなるでしょう。
仕事や学校のことは趣味と同じくらい話しやすい話題です。
詳しく書く必要はないですが、書いておくと話題が増えますよ。
4.付き合ってからの過ごし方・将来のイメージ
付き合ってからの過ごし方、将来どうしたいか、ということを書いておくのもおすすめです。
付き合ってからのイメージや、真面目な付き合いを希望しているかどうかが見えてくるからです。
具体的には……
・休日にどんなデートがしたいか
・同棲したいかどうか
・ゆくゆくはパートナーシップ宣誓も考えているか
・連絡はマメに行うかどうか
などです。
「この人と一緒なら安心して楽しく過ごせそうだなぁ」と相手が思ってくれるように書きましょう。
この人とは安心して付き合えるかな、長く一緒にいてもらえるかな、とプラスのイメージを持ってもらうことが大切です。
ゲイカップルは交際期間が短い、という説が出るくらい、短命カップルが多いようです。
「長続きする関係を築きたい。そのためにこういう姿勢でいます」
ということを伝えられるようにしましょう。
ちゃんとした信頼関係の構築は会ってからになりますが、自己紹介文の段階でも相手に安心してもらえるようなことを書いておくと好印象ですよ!
まとめ
マッチングアプリの自己紹介文に書いておくべきこと、NG例などについて解説しました。
すでにマッチングアプリを使っている人は、今一度自分の自己紹介文を見直していただければ、と思います。
自己紹介文をしっかり書くことは大切です。
・自分の人柄や価値観を知ってもらえる。
・共通の話題(趣味や仕事など)が見つかると、メッセージしやすくなる。
・お付き合いのイメージができる。
など、メリットが多々あります。
自己紹介文を簡潔に分かりやすく書いていると、「この人はしっかりしていそうだな」「ちゃんとしてる人だな」と思ってもらえるので、それだけで第一印象はかなりよくなります!
自己紹介文を書くのは恥ずかしいとか、めんどくさいとか思う気持ちもわかります。
しかし、自己紹介文は相手にいい印象を持ってもらうためのものなので、しっかり作りこんでおくことが重要です。
良い自己紹介文ができたら、きっとマッチング確率も上がることでしょう!
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